医療提供体制


医療提供体制の概要


国民の健康を確保するための重要な基盤です。




医療の供給は「非競合性」「非排除性」という公共性をもち、社会保障制度に組み込まれています。




非競合性とは、ある消費者が消費しても財がなくならず、他の消費者の消費量が変わらないことです。

一方、非排除性とは、お金(対価)を支払わなくても財を消費できることです。
「非競合性」・・・道路
「非排除性」・・・公園


医療法では、良質かつ適切な医療を効率的に提供する体制の確保を図るための基本的な方針が定められています。




国民が安心と信頼をもって医療サービスを利用するためには、経済的競争原理のみによらない保険医療制度で公平性を保つ必要があります。




より質の高い効率的な医療サービスを提供するためには、少子高齢化の時代の特性、医療技術の進歩、国民の意識の変化を踏まえた改革が必要です。