医療用医薬品と要指導医薬品・一般用医薬品の違い
医療用医薬品 | 要指導医薬品・一般用医薬品 |
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医師等の処方箋、 指示により使用される |
一般の人が薬局などで購入して、自らの判断で使用する |
有効性と安全性を考慮して審査される | 有効性に加え、とくに安全性を重視して審査される |
医師の診断による疾患名が表示される | 一般の人が判断できる症状名が表示される |
用法や剤形に制限はない | 一般の人が使いやすい剤形とする (注射などは不適) |
使用上の注意は、医療関係者にとって わかりやすい表現となっている |
使用上の注意は、一般の人に理解しやすい表現となっている。 症状の改善が見られない場合は、医師などに相談することを記載 |
薬物治療の種類
原因療法病気の原因そのものを取り除く治療法
例:抗生物質、抗菌薬
対症療法
病気がもたらす症状や苦痛を軽減させる治療法
例:かぜ薬(解熱剤、抗ヒスタミン薬など)
予防療法
疾病を予防するための療法
例:インフルエンザワクチン、子宮頸がんワクチン
補充療法
体内に不足している必要な物質を補う療法
例:インスリン、ビタミン剤、ホルモン剤