医薬品の適正使用


ヒヤリ・ハット

重大な事故にはならなかったが、事故につながってもおかしくない一歩手前の事例

ハインリッヒの法則

出典:http://www.eisai.jp/medical/region/phar/nmp/safety/nomiss/nms03.html

1件の「重大事故」の背後には、同種の事故原因による「軽度な事故」が29件あり、さらに事故には至らなかったものの、ヒヤリとしたり、ハッとした事例(ヒヤリ・ハット事例)が300件あるとしています。

医薬品の適正使用の重要性

副作用の発生や重篤化を防ぐためには適正使用情報が必要であり、 MRにとって適正使用情報の提供は非常に重要である


医薬品適正使用のサイクル

出典:http://www.mochida.co.jp/dis/generic/oncology/info02/sp01_conv.html


医師による的確な診断
最適な薬剤と剤形、適切な用法・用量の選択、決定
正確な調剤
患者への情報提供と正確な使用
効果や副作用の評価
処方へのフィードバック
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適正使用の目的
医薬品の有効性を最大限に発揮させ、医薬品のリスクを最小限に抑えて患者への良質な医療を提供すること


MRによる医薬品の適正使用情報の提供と収集の業務の結果が、添付文書に反映されたり、新たな創薬のきっかけとなることにより、MRはその社会的な責務を果たすことができる

MRには、医療の一翼を担う者として医薬品の適正使用による安全性の確保という重要な責務がある