保険給付は、疾病や負傷に対する「療養の給付」だけではなく、入院に伴う費用、移送、死亡時の埋葬など広い範囲をカバーしています。
健康保険法と国民健康保険法は医療保険給付の内容・範囲が同様となっています。
健康保険と国民健康保険で受けられる保険給付の違い
医療保険給付には被用者保険における職務上疾病による業務上災害や通勤災害を対象とした労働災害保険、公務員の公務災害は含まれませんが、国民健康保険は業務上の疾病についても対象としています。医療保険給付の方法
医療保険給付の方法は3つあります。現物給付
業務以外の疾病・負傷で治療、検査、投薬、入院などの医療行為を受けること償還払い
医療に要した実費を、保険で定められた分について払い戻しを受けること現金給付
健康保険組合から出産一時金などの費用を給付としてお金で受けること