薬剤師の業務


調剤業務のフロー

出典:http://kanri.nkdesk.com/chouzai/chouzai2.php


疑義照会
処方箋に疑問や不明や事項がある場合、薬剤師は処方医に問い合わせて確認しなければならない


薬剤師のPDCAサイクル

出典:http://www.igaku-shoin.co.jp/paperDetail.do?id=PA03094_05

従来の薬剤師業務は,処方の応需がスタートで,医薬品の説明と受け渡しがゴールであった。しかし,ここ数年の教育制度および法制度の変化は,自分が調剤した薬がきちんと想定された効果を発揮しているか,予期される副作用を発現させていないかを,問診や必要に応じたバイタルサインの採取を通じてチェックし,薬学的専門性に基づいて解釈(アセスメント)した上で,医師をはじめとするチームメンバーに次回の処方までに伝えるという,医療におけるPDCAサイクルに入っていくことを薬剤師に求めているのではないだろうか


薬剤師の調剤業務

調剤とは、医師や歯科医師からの処方箋に基づいて、患者が医薬品を適切に使用できるように調合すること

薬剤師法による調剤にあたっての禁止事項

  • 調剤の求めがあった場合には、正当な理由なく拒んではならない
  • 処方箋を交付した医師等の同意なく、処方箋に記載された医薬品を変更して調剤してはならない
  • 処方箋中に疑わしい点があるときは、処方箋を交付した医師等に確認した後でなければ調剤してはならない


処方箋の「処方」欄
医薬品名、用法・用量、服用回数、服用時期、投与期間が記載されている


「後発医薬品への変更不可」欄
処方医の記名・捺印が付されていない場合は、「処方」欄に先発医薬品が商品名で記載されていたとしても、後発医薬品に変更して調剤できる


薬剤師の病棟業務

入院患者に対する服薬指導や副作用のチェック、血中濃度モニタリング、注射薬の管理など、臨床の場に活動範囲が広がった


薬剤師の医薬品情報管理業務(DI業務)

院内で使用する薬剤の有効性、安全性、品質に関する情報を収集し、評価・整理したのち、院内の医療関係者への情報発信を行う医薬品適正使用を機能させるための重要な役割を担っている