社会保障制度の課題と社会保障給付費


高齢化率(平成25年10月1日現在)


総人口に占める65歳以上の高齢者人口割合:25.1%

(65歳以上の高齢者人口:3190万人)


人口・割合ともに過去最高となりました。



15歳未満の子供の推計人口:1639万人

1982年から約30年連続の減少となり、総人口に占める子どもの割合も40年続けて低下し、過去最低の12.9%となりました。


平成26年版高齢社会白書(概要版)内閣府
http://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2014/gaiyou/s1_1.html








社会保障給付費とは

ILO(国際労働機関)が定めた基準に基づき、社会保険や社会福祉などの社会保障制度を通じて、1年間に国民に給付される金銭またはサービスの合計額のことです。




社会保障給付費比率


社会保障給付費を「医療」、「年金」、「福祉その他」に分類して部門別にみると、

「医療」が 35 兆 3,548 億円で総額に占める割合は 32.0%、
「年金」が 54 兆 6,085 億円で49.3%、
「福祉その他」が 20 兆 6,933 億円で 18.7%です。



年金は高齢者人口の増加に伴い増大してきています。



国立社会保障・人口問題研究所
http://www.ipss.go.jp/site-ad/index_Japanese/security.html



少子高齢化社会における保障制度の課題


国家予算に対する社会保障給付費の増大があげられます。

①高齢者人口増加に伴う年金給付の増大

②国民医療費の増大